またまた秋田へ

去年の11月、
母方の祖母が亡くなったのに続き、
先週土曜日、父方の祖母もこの世を去りました。

ちょっと体調を崩している、
と母から連絡がきてからあれよあれよという間に。。。

享年95歳。
老衰、大往生でした。

戦争で祖父を亡くしてから70年間。
ずーっと一人で父と叔母を育てあげ、
田んぼや畑を作ってきたおばあちゃん。


「苦労した人」
「ものすごく、がんばってきた人」

祖母を知る人は、
みんなこう言ってました。


10数年ほど前から足腰が弱り、
痴呆症を患い施設に入所しましたが、
ここ数年は会いに行っても誰かも分からないし、
丸々2日間も寝ていることもあったり。

体はどんどん萎んで小さくなってしまったけど、
それでも内臓はものすごく丈夫で、
年をとってからもお顔の血色が良くてお肌もツヤツヤ。

だから病気らしい病気もせず、
この年まで頑張れたんだろうな。


何年か前会いに行ったときに、

「おれのダンナ様、どごさいるんだー」

と泣いて叫んでたっけ。
(その後、疲れたのか寝てしまったけど)

祖父の肖像画?写真?を見ると、イケメン、
なんて言葉では納まらないほどの美青年。

そんな祖父は、
きっとおばあちゃんご自慢のダンナ様だったんだよね~。

70年ぶりに再会して、
「ひとりで、よくがんばった」って褒めてもらえたよね。
これからは、
思う存分ダンナ様とラブラブできるね♪

おばーちゃん、ありがとう。


今回、
亡くなった翌日に火葬、
その2日後に葬儀ということだったので、
ひとまず私だけ先に飛行機で秋田へ行くことになりました。


オーブに
「ちょっとの間、おとーちゃんと二人でがんばるんだよ。ちゃんと、ゴハン食べさせてもらうんだよ。おとーちゃんのこと、頼むからね」
とお願いして出発。



天候も良く、これって磐梯山?

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鳥海山が見えたり、

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田沢湖だ!あ、岩手山だ!

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と興奮さめやらぬまま現地空港に到着してしまいました。
いつも車で長時間かけて行っているのに、
飛行機だとたったの1時間!
あっけなーい。


ダンナは、
月曜日の仕事を終えてから車で来てくれました。

もちろん、
今回もオーブを連れて。


秋田北部はまだまだ涼しかったので、
葬儀の間は車でお留守番してもらうことも可能だし、
もし暑くなりそうだったら、
前回預かってくれたペットショップにお願いすることもできるし。


ということで火曜日朝、ご一行様到着です。

オーブとは3日ぶりの感動のご対面!
になると思ったのに、
あっさりとしたもんです。

「あ、おかーちゃんだ。で、ここどこ?」
みたいな。
さすが3歳ともなると、いちいち大喜びしてられないかー。


時間まで、
ぐるーっと近所をお散歩してると秋田犬さん発見。


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茂みの中にも。

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あれ?あの白いのはサモエド?

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ほ、欲しい!!!
このお家の方の趣味なのか、
石のワンコさんがあちこちに点在してました。


こことは別の場所だけど、
本物の秋田犬さんにも会いましたよ♪


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このお店の看板犬みたい。
寝てるとこ起こしちゃってごめんね〜。


葬儀、お斎と滞りなく終わり、
最後、
納骨するためにお墓へ向かうのですが私達はここでお別れです。



オーブにめろめろの父に「またね」とご挨拶。


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さらに超犬好きの従兄弟にもベロベロ。

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またオーブファンが増えた(笑)。


みんなを見送って、
私達は次の目的地、宮城県某市に向かいます。


じつは、ダンナの高校時代の同級生が急逝し、
この日のお通夜に行くことになったのです。


続くときは続くんだねー。。。と。


なぜならば、
ダンナは土曜日、
同期の方のお通夜にも出ておりました。


ということで、お疲れのダンナに代わり、
私が運転がんばりました。


おー、岩手山がきれいだねー(ダンナ撮影)。

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長者原のSAでダンナと追いかけっこ~♪

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オーブも元気いっぱいです。

さあ、目的地までがんばろー!

Commented by いっちゃん at 2013-05-24 16:39 x
おばあちゃん、大往生ですね!
「おれのダンナ様、どごさいるんだー」
素晴らしいです!
痴呆になると、一番充実していた幸せだった頃に戻ると習いました。
ダンナ様、相当ステキだったんだろうな~♡
ご冥福をお祈りします。

オーブ、秋田犬さんカッコイイよね~。
疲れてるおとーちゃん、おかーちゃんをいっぱい癒してあげるのよー。
礼服に毛が・・・毛が・・と思ってしまうのは我が家だけ?
Commented by らてまま&ぱぱ at 2013-05-24 21:36 x

戦前戦中戦後を生き抜いてきたおばあ様。
子供を育て、働き抜いたおばあ様。
本当に立派です。
お空で、おじい様に誉めてもらって、仲良くしているでしょうね。

オーブ君
おとーさんとおかーさんにたくさん笑顔見せてあげてね♪

車の運転、気をつけてお帰りください。
Commented by 心ママ at 2013-05-24 21:56 x
そっか、そうだったんですね。

ご愁傷様でした。
おばあ様、大往生ですね。
戦後の激動の日本の中、再婚もなさらず女手一つでお父様、おば様を育て、生き抜いてこられたおばあ様。
素晴らしいです!自慢のおばあ様ですね。
きっと、時代的にも人前でラブラブできなかったでしょう。
天国で思う存分ラブラブしていらっしゃるでしょうね。

さわさん、旦那様、ご不幸が続いておられますが、どうぞお力落としのないように。

オーちゃん、おと~ちゃん&おか~ちゃんをよろしくね~!!!
Commented by ちょびん at 2013-05-24 23:52 x
おばあちゃま、大往生でしたね。
女手ひとつで子育てし働き、頑張ったおばあちゃま。
きっとあちらで素敵なダンナ様と再会、ラブラブで過ごされてることと思います。
ご冥福をお祈りします。

で、オーブとの感動の再会っ!にはならず…(寂)
ママさん的にはオブ毛も愛しい3日間だったのに。
あっ、うちも礼服に白毛が~っと思いました。
Commented by samozuki at 2013-05-25 00:51 x
こんばんは。
ムーママともしかしたら?と話してはいたんですが・・
ご冥福をお祈り致します。

私の所も89歳と85歳の叔母が、2人暮らしで居ます。
やはり、昔話は2人共元気になりますね。

愛ラブ!ワンコは・・少し離れると無償に会いたくなりますね。
オーブもママに一杯ギュー!されたんでしょー。

今年の初め上野の美術館へ行った時は、2ワンをお店に預けて行ったのですが、今頃どうしているのかな?なんて考えてばかりで・・帰りはまっしぐら(笑)で、ワン達を迎えに行きました。

今日は、メガネをやられました--~!
もしかして、レンズを食べているかも (・。・;
・・・こんな、いたずら坊主なんですけどね~。

Commented by obu20100331 at 2013-05-25 13:41
▼お返事です

▼いっちゃん
ありがとうございます。
そうかー、晩年はきっとラブラブ時代に戻ってたんですね。
土がない生活は耐えられない、とずーっと田舎に留まっていたんですよ。
がんばったおばーちゃんでした♪

礼服に「毛がつくよ〜」と私も言い続けてました(笑)。
でも、最後は私も礼服着たままオーブに抱きついてたけどね〜。
クリーニングに出すからいいや、って。

▼らてまま&ぱぱさん
祖母の暮らしていた地域は、市内でも特に閉鎖的な場所で、昔はそれはもういろんな苦労があったとか。
父から聞いても、なかなかピンとこなくて…
なので、芯の強い女性でもありました。

今回、車の運転がんばりましたー。
岩手と福島はでかい!

▼心ママさん
ありがとうございます〜。
95歳という年齢で、多分、一度も入院してないんじゃないかな。
それぐらい丈夫な祖母でした。
だから今回も持ち直すかな、と思っていたので、連絡が来た時にはアタフタ(笑)。
なんにも準備してなくて、慌ててオーブのご飯の作り置きをしてバタバタ〜。
久しぶりの飛行機は楽しかった!(おばーちゃん、ごめん!)。

Commented by obu20100331 at 2013-05-25 13:41
▼ちょびんさん
ありがとうございます。
95歳、すごい年齢ですよね。
根性の座った、頑固な性格だったそうです。
でも、もう楽になってニコニコ、ラブラブしてますね。

感動の再会…ならずでした。
私が思ってる程、オーブはそんなに想ってないのかも、なんか悲しい(笑)。
きっと父も従兄弟も、車の中でオブ毛をとってたことでしょうね〜。

▼samozukiさん
ありがとうございます。
大往生でした〜。

そちらも叔母さま方、ご高齢ですね。
でも、二人一緒だと賑やかで楽しそう。
話し相手がいると、張り合いもあって元気になりますよね。

アイル〜!
レンズ食べちゃったかも…って、大丈夫かな。
様子がおかしかったら、すぐに病院行ってくださいね。
by obu20100331 | 2013-05-24 11:25 | 北海道、東北旅行 | Comments(7)

2010年3月31日 北海道中標津、石川百友坊生まれ。 お父さんは、元気くん。 お母さんは、故パエル。 オーブラカは、ロシア語で「雲」という意味です。2023年10月22日、名前の通り雲になりました。


by オーブのお世話係
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